名前の話

駐車場を眺めていたときのこと。アスファルトにCOMPACTとステンシルで書かれていたのに、文字の間隔がずれていて、COMP   ACTと読めた。

一度そう見えたら、もう戻れない。そのすき間から4つの意味がこぼれ落ちてきて、そのどれもが自分のやっていることだった。

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    COMP(uter) ACT

    コンピューターの音楽アクト。夜によっては電子楽器だけ、歌なし、ケーブルとパターンだけのライブ。

  2. 2

    COMP(ing) ACT

    ジャズの「コンピング」。メロディが自由に動けるよう、下でコードを鳴らして曲を支えること。

  3. 3

    COMPACT

    コンパクトなセットアップ。ギター1本と小さな電子機材だけ。駐車スペースに収まらないものは持たない。

  4. 4

    COMP(osition) ACT

    作曲という行為。曲を書くことは紙の上だけでなく、人の前で声に出してやるものだ。

でも基本は、アコースティックギターを抱えたシンガーソングライター。東京とロサンゼルスを行き来しながら、両方の街の小さなハコで歌っている。

— COMPACT